子どもの医療費はいくら?【0歳~小学生・中学生まで】

(子どもの病院などの費用はいくらかかる?)
(子どもの病院などの費用はいくらかかる?)

赤ちゃん・保育園/幼稚園児・小学生・中学生にかかる医療費(病院代)はいくらかかるのかを解説。

0歳から中学生までの各年齢の費用をまとめている


子どもは沢山病院に行く


(子どもは医療費がかさむもの)
(子どもは医療費がかさむもの)

ママからもらった免疫物質の効果が切れる生後6ヶ月頃から赤ちゃんは風邪を引きやすくなります。

 

少し大きくなり、保育園、幼稚園で集団生活が始まると感染症にかかるリスクがぐっと引きあがります。

 

子どもは免疫力が弱いので他人からすぐに感染してしまいます。

 

病院に行く回数も増えるでしょう。

 

子どもの頃は一体どのくらい医療費がかかるのでしょうか。

 

医療費の実費は年間で3万円程度

(子どもの医療費年間3万円は多い?)
(子どもの医療費年間3万円は多い?)

年齢が低い子ども程、医療費が多くかかると言う報告が厚生労働省の調査でわかっています。

 

自治体の医療費助成によって自己負担額は大幅に減っています。

 

特に小学生未満は助成が手厚い為、医療費のおよそ9割は公費負担になっています。

 

その為、各家庭が負担する金額は年間3万円程度で済みます。

子どもがかかりやすい感染症


(代表的なのが、「はしか」、「水ぼうそう」など)
(代表的なのが、「はしか」、「水ぼうそう」など)

子どもが注意するべき代表的な病気を解説します。

百日咳

0~6歳

おたふく風邪

3~7歳

水ぼうそう

9歳以下

川崎病

4歳以下

はしか

2歳以下

風疹(三日ばしか)

1~9歳

ジフテリア

2~5歳

溶連菌感染症

5~9歳

手足口病

3歳以下

伝染性紅斑(りんご病)

小学校低学年まで

 

※表記している年齢は病気にかかりやすい年齢

 


年齢別、子ども1人あたりの年間医療費


出典:「国民医療費」「インターネットによる子育て費用に関する調査」

(いずれも厚生労働省)

▼総医療費(公費+実質)

年齢

年間医療費

0~4歳

23万6100円

5~9歳

12万9200円

10~14歳 9万1600円 
15~19歳 7万2700円

▼医療費(実費のみ)

区分

年間医療費

0~3歳

1万1867円

4~6歳

1万3462円

小学生 2万1791円 
中学生 2万2624円

0歳から中学生までにかかる年間医療費は

 

およそ1万円~2万5000円です。

 

このようにみると、子どもにかかる医療費は大人よりも安く済む事が分かります。

 

これは自治体の医療費助成が年々充実して来ているからです。

 

子どもは大きくなれば成るほどお金がかかりますが、医療費だけは安く済む事が分かります。