幼稚園・小学生・中学生・高校生が塾・習い事にかける費用

(子どもが塾や習い事にかかるお金や種類)
(子どもが塾や習い事にかかるお金や種類)

平均いくら習い事にお金をかけているのか気になると思います。今回は習い事の人気ランキング(男女)や、子供の年齢などをまとめました。

 

参考にして下さい。


子どもは塾や習い事にいくらお金がかかるのか


(習い事の種類や頻度により費用は大きく変化する)
(習い事の種類や頻度により費用は大きく変化する)

子どもに習い事をさせたいと思うパパとママは沢山います。

 

その実態はどうなっているのか、平均的な習い事、月額費用などをまとめています。

 

幼稚園児、小学校、中学校、高校と習い事の種類や費用は大きく変わってくる事がわかります。

 

皆子供にどんな習い事をいくつ通わせている?

(年齢、学校種類別にまとめ)
(年齢、学校種類別にまとめ)

学校種別に見た塾や習い事の1人あたりの年間費用平均をまとめました。

 

全体的にみると、

 

スポーツ(運動系)や芸術系の習い事よりも学習塾や自宅学習の教材にかける費用の方が多い事が分かります。

 

最も多い傾向は

 

習い事の数は1つや2つ。

 

種類は「ピアノ」「スイミング」「英語・英会話」が最も人気です。

 

※子供の学習費調査(文部科学省)

 

▼塾や習い事にかける費用(年間)

区分

補助

学習費用

その他の

学校外活動費

幼稚園  公立 2万7609円 5万2947円 
私立 3万7843円 8万2229円
小学校 公立 8万7418円 12万1157円
私立 30万1494円 25万8167円
中学校 公立 22万4409円 5万8283円 
私立 19万1738円  10万2512円 
高等学校 公立 12万2472円  3万3130円 
私立 18万2564円  6万2040円 

補助学習費=

学習塾、家庭教師、自宅学習用の教材などの年間平均費用

 

その他の学校外活動費=

スポーツ、芸術・文化、教養などの習い事の年間平均費用

 

上記の事から分かる事は、

私立小学校に通わせている小学生の習い事がずば抜けて高い事が分かります。

 

塾や、スポーツなどの習い事を合わせると年間で55万9661円です。

 

私立小学校に通わせるには世帯年収が1000万円程度必要と言われています。

 

それなりに収入のある家庭の子供は習い事にもお金をかけている事が分かります。

 

最近では、おじいちゃん・おばあちゃんが孫に教育費を贈与する制度、

 

「教育資金贈与」と言う物があります。

 

多くの方が非課税で孫やひ孫に贈与していると言う事もあります。

 

中には、習い事はおじいちゃん・おばあちゃんが出している。と言う家庭もあります。

 

パパ・ママの考え方だけでなく、おじいちゃん・おばあちゃんの援助があるかないかによって子供にかける教育費用は大きく差が出ます。

▼塾や習い事にかける費用合計(月額)

 

習い事合計費用

(塾やスポーツなど)

幼稚園  公立

6713円/月額

(年間8万556円)

私立

1万6円/月額

(年間12万72円)

小学校 公立

1万7381円/月額

(年間20万8575円)

私立

4万6638円/月額

(年間55万9661円)

中学校 公立

2万3558円/月額

(年間28万2692円)

私立

2万4521円/月額

(年間29万4250円)

高等学校 公立

1万2967円/月額

(年間15万5602円)

私立

2万384円/月額

(年間24万4604円)

いくつの習い事に通わせているのか


(子供がやりたい習い事を尊重してあげるのも大切)
(子供がやりたい習い事を尊重してあげるのも大切)

周りの家庭が子供にいくつ習い事をさせているのか気になるものです。

 

中には

水泳、ピアノ、英会話、塾、バレエなどほぼ毎日習い事が入っている子もいます。

 

それが一般的なのかは分かりません。

 

そこで子供の習い事調査のデータをまとめました。

 

 

いくつの習い事に通わせているか

 

子供の年齢

 

どんな習い事をしているのか

 

今後習わせたい習い事

 

上記4つの事をまとめましたので参考にしてみて下さい。

 

※出展:ミキハウス子育て総研

「通わせていますか? 習い事」

 

いくつの習い事に通っていますか?

(1つ、もしくは通わせていないが一番多い結果に!)
(1つ、もしくは通わせていないが一番多い結果に!)
1位

1つ 28.2%

通わせていない 28.2% 

 

2位

2つ 18.9%

 

3位

まだ小さすぎて通っていない 18.1%

 

4位

3つ 3.3%

4つ以上 3.3%

 

子供に習い事をさせている家庭は1つだけ、もしくは、通わせていないが最も多い結果になりました。

 

4つ以上の習い事をさせている家庭は最も少なく3.3%です。

 

一般家庭は0~1つが普通の様です。

 

4つ以上習わせている家庭は3.3%ですが、この数字は

 

給与所得者で年収1000万円以上稼いでいる人の割合と非常に近い数字になります。

(年収1000万円~1500万円の割合は3.1%)

 

この層が4つ以上子供に習い事をさせている層との見方も出来ます。

 

子供の年齢

(7歳以上の子供を持つ家庭が最多)
(7歳以上の子供を持つ家庭が最多)
1位

7歳以上 33.2%

 

2位

0歳 12.5%

 

3位

2歳 10.5%

 

4位

3歳 9.4%

6歳 9.4%

 

5位

5歳 8.8%

 

6位

1歳 8.3%

 

7位

4歳 7.9%

 

どんな習い事をしているのか

年齢

男女

1位

ピアノ(29.9%) スイミング ピアノ

2位

スイミング(28.7%)

ピアノ

英語・英会話

3位 英語・英会話(17.2%) 英語・英会話 スイミング
4位 学習塾(12.3%) 学習塾 体育・体操
5位 体育・体操(9.8%) サッカー 学習塾

今後、習わせたい習い事

年齢

男女

1位

スイミング(37.4%) スイミング スイミング

2位

本人の希望するもの(31.6%)

英語・英会話

ピアノ

3位 ピアノ(20.9%) ピアノ 習字
4位 英語・英会話(12.3%) サッカー 英語・英会話
5位 習字(15.3%) そろばん そろばん

子供がまず習う、習い事はスイミングが根強い人気となっています。

 

スイミングを皮切に習い事を増やしていく家庭が多くなっています。

 

スイミングは子供の基礎体力を付け、全ての運動に必要な基礎動作を見に付けさせてくれます。

 

また、小学校から水泳の授業も始まるので

 

「泳げない子」にさせない為に習わせるパパ・ママが多くいます。

 

幼児の早い段階から水に慣らすと言う事はとても大切です。

 

次いで、ピアノが人気です。

 

ピアノは学習能力を高めてくれるとのデータがあり子供の多くが通っています。

 

また、最近伸びて来た習い事は英会話です。

 

国際化と言われるようになった昨今、

今後は英語を話せて当たり前の時代に突入されると言われています。

 

その為、我が子には

 

小さい頃から英語に慣れさせておく必要性を感じているパパとママが多いようです。

 

親は子供に「気付き」を与えてあげる役割があります。

 

早い段階から、子供に合う習い事を見つけてあげて才能を開花させてあげる事も大切です。

 

子供が何に興味を持ち、何が好きなのか、得意なのか。

 

長所を伸ばしてあげるのも親の役割なのではないでしょうか。

 


まとめ


塾や習い事の費用(年間)

 

幼稚園児

10万314円

 

・高校生

20万103円

 

全体的にみると高校受験の為に学習塾や家庭教師にかける費用が大きくなっています。

 

私立小学校に通う家庭での補助学習費用が最も高額なのは中学受験にお金をかけるからです。