妊娠4ヶ月目(12~15週)の赤ちゃん

(妊娠4ヶ月目の赤ちゃんの写真)
(妊娠4ヶ月目の赤ちゃんの写真)

妊娠4ヶ月目の赤ちゃんの状態をみてみましょう。

 

眼も鼻も口も手の指、足の指もくっきりしています。

 

ママのお腹の中では激しく動き回るようになりました。

 

まだ胎動は感じられませんが体全体を使って一生懸命動いています。


妊娠4ヶ月目の赤ちゃんの状態

(妊娠13週目の赤ちゃんの写真)
(妊娠13週目の赤ちゃんの写真)

13週目になると赤ちゃんの手足がはっきりしてきます。

 

上記の写真は指をしゃぶっている所です。

 

運動もより活発になってきます。

 

(妊娠15週目の赤ちゃんの写真)
(妊娠15週目の赤ちゃんの写真)

ぐっすり寝ている所の写真です。

 

手足もはっきりしてきますが、同時に、眼や鼻、口もくっきりしています。

 

4D写真を撮ればはっきりと顔が映ります。

鉄欠乏性貧血(てつけつぼうせいひんけつ)を予防しよう

妊娠中は血液が増えますが、

 

これは赤ちゃんを成長させる為で鉄分がより多く必要になります。

 

しかし、赤血球の増加が間に合わない事があります。

 

すると血液の量が足りなくなり、「鉄欠乏性貧血」を引き起こしやすくなります。

 

赤ちゃんの自身の血液を作る為にも鉄分は必要不可欠です。

 

健康な赤ちゃんにする為にも鉄分は意識して多く摂るようにしてください。

 

貧血を予防する為にも、

 

食事やサプリメントで鉄分の補給が必要です。

 

鉄分を摂取しやすくするのはビタミンCです。

 

普段の食事にビタミンCをプラスして鉄分の多く含む食べ物を一緒に摂りましょう。

 

 

それでも血液が補えないときは鉄剤を処方される場合があります。

妊娠4ヶ月目の症状


(つわりの反動で食べたい衝動に駆られる)
(つわりの反動で食べたい衝動に駆られる)

妊娠4ヶ月目のママは、

 

つわりも治まり、妊娠生活を楽しめるようになります。

 

今までつわりでご飯が思うように食べれなかった分、色々な物が食べたくなります。

 

食欲は妊娠前より増えるでしょう。

 

「赤ちゃんの為に食べなくては」と言う母性本能も関係しています。

 

ただ、ここで食べ過ぎると体重増加になるので気をつけましょう。

 

子宮も大きくなりお腹が少し膨らみ始めます。

 

外見からはまだ妊娠している事が分かりません。

 

外出する際は、マタニティマークを付けましょう。

 

基礎体温下がり、だるさがなくなってくる

つわりが治まる

食欲増加

お腹が少しふくらむ

食欲が回復してくるので食べ過ぎに注意

妊娠中に妊婦が戦わなくてはいけない相手は「肥満」です。

 

体重が増加すると、高血圧症候群にかかる可能性があります。

 

高血圧症候群になると、妊婦だけでなく赤ちゃんの命に関わってきます。

 

高血圧症候群は非常に危険な症状です。

 

その為、

 

妊娠中の急激な体重増加を厳しくチェックする病院もあります。

 

妊娠中は8kg~10kgの体重増加に抑えるのが理想です。

 

食欲が回復してくる妊娠4ヶ月以降の、急激な体重増加を病院に怒られたと言う妊婦は多くいます。

 

毎回何を食べたか記録して、病院側に報告しなくてはならなくなる事もしばしば..

 

では、なぜ妊娠中は太りやすいのでしょうか?

 

「赤ちゃんがお腹の中で大きくなるから」と多くの人は思っていますが、原因はそれだけではありません。

 

妊娠中は、ホルモンの影響により皮下脂肪を蓄えやすくなるからです。

 

これに加えて、つわりが無くなる妊娠4ヶ月目、

 

多くの妊婦の食欲が回復し、「食べ過ぎてしまう」のです。

 

このダブルパンチにより、どんどん体重が増加していきます。

 

カロリーや塩分の高い食べ物は出来るだけ避けましょう。

 

ストレスの原因となるので、

 

たまには好きな物を好きなだけ食べても良いですが、

 

出来るだけ赤ちゃんの発育に必要な栄養をバランスよく摂取しましょう。

 

赤ちゃんを健康に、丈夫に成長させるには「葉酸」が必要不可欠です。

 

意識して葉酸を摂るようにして下さい。

 

この時期(妊娠4ヶ月目)はホルモンの状態が落ち着きので、熱っぽさやダルさがなくなってきます。

 

子宮は子どもの頭ぐらいの大きさになり、お腹の膨らみが目立つようになってきます。

 

位置もやや上に上がってくるので、膀胱への圧迫が緩和してくる人もいます。

 

もうすぐ安定期に突入!行動の幅が広がる!

妊娠4ヶ月が終わる頃の、14週目~15週目あたりから、

 

胎盤は完成し始めます。

 

胎盤が完成すると、赤ちゃんを流産する可能性がぐっと減ります。

 

体調も安定してくるので妊婦にとっては多くの事が楽しめるようになります。

 

旅行に行ったり、友達と出かけたり、電車に乗ったり..

 

ただし、安定期に入ったからと言っても流産の可能性がなくなったわけではありません。

 

元気に動けるようになったからと言って、

 

重い物を持ったり、激しく動きまわるのはやめましょう。

 

少しでもお腹が痛むようなら安静にして下さい。

 

妊娠中は疲れやすく、免疫力も下がります。

 

くれぐれも無理を重ねないようにしましょう。

 

妊娠15週目頃の赤ちゃん

妊娠15週目ともなると、

 

3頭身ほどになり、小さな人間の姿をしています。

 

手足の指も出来ていて多くの行動を取るようになります。

 

ママのおっぱいを吸う練習の、

 

「吸啜反射(きゅうてつはんしゃ)」をし始めます。

 

この練習のお陰で、生まれてすぐに、誰にも教わらずママのおっぱいを吸えるのです。

 

・頭殿長:約16cm

・体重:約100g

・重さ:レモン1個程度

 

▼特徴

つわりも治まり、お腹も膨らみ始めます。

 

子宮底長は9~13cm程になり、

 

子宮の大きさは人間の子どもの頭の大きさ程です。

 

赤ちゃんはお腹の中でおっぱいを吸う練習をしています。