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妊娠7ヶ月目(24~27週)の妊婦

(妊娠7ヶ月目の過ごし方と症状)
(妊娠7ヶ月目の過ごし方と症状)

妊娠7ヶ月目の赤ちゃんとママの症状。便秘の解消法、痔、貧血防止について。妊婦は貧血になりやすいのですがレバーなどは食べ無い事。ここでは7ヶ月目の注意点を詳しく解説。


妊娠7ヶ月目(24~27週)体に起きる変化

妊娠7ヶ月目はより一層、赤ちゃんがお腹にいる実感がわきます。

 

赤ちゃんがお腹を蹴ったり、ぐるりと回ったりするようになります。

 

妊娠7ヶ月目に妊婦に起こる事を見てみましょう。

 

1、足のむくみを感じる

 

2、お腹が大きくなるので仰向けで寝苦しくなる

 

3、妊娠線が現われる事がある

 

4、便秘、痔などになる

 

5、赤ちゃんがお腹を蹴ったり、ぐるりと回転したりとお腹の中にいる赤ちゃんをより感じやすくなる

 


やるべき事


 ・胎教をスタートさせる

 

・塩分、糖分、水分を摂りすぎない

 

・食生活の見直しで便秘や痔、貧血の予防

 

・美容院や歯医者などはこの時期に済ませておく

胎教を始める

胎教を始める

胎教とは、妊婦がリラックスを行い、胎児に良い影響を及ぼす事をする事です。

 

胎教の捉え方は色々あります。

例えば、

 

「妊娠中に行う英才教育」

 

「妊娠中に早くから行う親子のコミュニケーション」など。

 

共通する事は、

妊婦が精神安定に努め、胎児によい影響を及ぼす事を行うと言う意味です。

 

では、具体的に何をすれば良いのか見てみましょう。

(クラシック音楽を聞かせるのも良いと言われている)
(クラシック音楽を聞かせるのも良いと言われている)

【音楽を聴く】

 

クラシックやジャズなど心が落ち着く曲を聞きます。

 

しかし、クラシックやジャズに限定する必要はありません。

 

妊婦が好きな曲を聞くのが一番とも言われています。

 

【英会話を聞かせる】

 

将来はバイリンガルに。と考えている妊婦は沢山います。

 

お腹の中にいる内から英会話を聞かせるのも良いでしょう。

 

ただし、効果はまだ実証されていません。

 

【絵本を読み聞かせる】

 

これはお腹にいる赤ちゃんとのコミュニケーションの1つです。

 

絵本に限らず、会話をするのも良いでしょう。

 

この時期の赤ちゃんは体を動かせるくらいですので、

 

お母さんの言う事が分かります。

 

コミュニケーションを取る事は妊婦の精神面にも良いと言われています。

積極的に行いましょう。

 

塩分・糖分・水分に注意

塩分・糖分・水分の摂りすぎに注意する

(妊婦は塩分の過剰摂取に注意しましょう)
(妊婦は塩分の過剰摂取に注意しましょう)

妊娠7ヶ月目に限らず

「一汁三菜」を基本にする事は人間の体にベストだと言われています。

 

薄味で、栄養バランスの良いメニューにする事で、

妊娠中毒症や妊娠糖尿病の予防になります。

 

特に、妊娠中はむくみなどが起きやすいので

塩分や糖分、水分の摂りすぎに注意して下さい。

 

食生活の見直し

食生活の見直しを行い、便秘・痔・貧血の予防をする

妊婦になると、どうしても便秘に悩まされるようになります。

 

妊婦の悩みで最も多いのが便秘か、つわりと言う統計が出ています。

【便秘防止】

便秘を解消する為にも食物繊維の多い食べ物をとるようにしましょう。

妊娠中は積極的にキャベツ、切り干し大根、わかめ、ひじき等を食べましょう。

 

【痔】

便秘になると、どうしても硬い便になってしまい、お尻を切ってしまう妊婦が多数います。

軟便にする為にはヨーグルト等を食べるようにしましょう。

 

【貧血】

妊婦は血液を通じて胎児に栄養を与えます。

 

血液の流れを使い酸素や栄養を沢山胎児に与えるので

どうしても貧血が起きやすくなります。

 

貧血を抑える為にもブルーベリーや鉄分を多く含むドリンクなどを飲むようにしましょう。

 

レバーは鉄分が多いのですが、妊婦には食べ過ぎて良い食べ物ではありません。

 

美容院、歯医者

美容院や歯医者はこの時期に済ませる

妊娠7ヶ月ともなると、お腹がどんどん大きくなって行きます。

その為、歩きずらかったり移動が大変になります。

 

出産まで残り3ヶ月程ですが、美容院や歯医者に通院するならこの時期です。

 

妊娠中は長時間同じ姿勢でいるのが辛かったり、肌が敏感になっています。

美容院のカラー剤が頭皮にしみる事もあります。

 

必ず、担当者に妊婦である事を伝えましょう。

 


注意点


(生肉摂取にも注意!)
(生肉摂取にも注意!)

貧血防止にレバーを多く摂取する妊婦がいます。

レバーを定期的に食べていれば貧血防止になると思いますが妊婦にはオススメできません。

 

実は、レバーにはレチノールと呼ばれる栄養素が含まれています。

 

結論から話すと、

このレチノールを妊婦が摂取し過ぎると

赤ちゃんが奇形・先天異常等の障害を持った状態で生まれてくる可能性が高まってしまいます。

レチノールは、レバーだけでなく、ウナギなどにも含まれています。

 

動物由来の食品に含まれるビタミンAの派生で決して体に毒物ではありません。

しかし、妊婦には良くないとだけ覚えておきましょう。

 

果物や野菜に含まれるビタミンA(プロビタミンAカロテノイド)との違いは体外に排出されにくい栄養素なのです。

 

その為、結果として赤ちゃんに障害をもたらしてしまうのです。

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