子育て支援の種類を知ろう

(子育てサポートを利用しよう)
(子育てサポートを利用しよう)

赤ちゃんを育てる家庭を助ける支援事業はいくつもあります。

 

子育て支援システムを知る事で、育児がぐっと楽になります。

 

それぞれの種類とどのようなサポートが受けられるのかを見ていきましょう。


子育て支援サービスの活用をしよう

(育児の不安が解消されるサービスが沢山)
(育児の不安が解消されるサービスが沢山)

初めての育児には悩みが付き物です。

 

そのような時には外のサービスに目を向けてみましょう。

 

各地域には子育てをサポートしてくれる様々なサービスが沢山あります。

 

初めて体験する育児に不安を感じたり、自信を無くしそうになったりする事もあると思います。

 

育児で分からない事があった場合は自治体や民間の子育て支援サービスを活用しましょう。

 

現在住民票がある住まいの地域にどのような育児サービスがあるのか事前にリサーチしておけば安心して赤ちゃんとの新生活がスタートできます。

自宅まで来てくれる

産後ヘルパー

(ベテランのヘルパーさんが手伝ってくれる)
(ベテランのヘルパーさんが手伝ってくれる)

産後のケアサービスを行っている民間サービスもあります。

 

自治体で行っている産後ヘルパーもあるので確認しておきましょう。

 

ヘルパーさんが自宅を訪問し、ママの心身のケアや赤ちゃんのお世話のお手伝い、家事などをしてくれます。

 

▼サービス内容

・ママの産後ケア

 

産後体操の指導やママの悩み相談、栄養アドバイスなど

 

・赤ちゃんのお世話

 

授乳、おむつ交換、沐浴などの手伝い

 

・食事の用意

 

・洗濯や掃除などを含めた家事

施設に滞在し、体力回復と育児支援が受けられる

産後ケア施設

(赤ちゃんにもママにも良いプログラム)
(赤ちゃんにもママにも良いプログラム)

子育て支援施設の中には、

 

産後の育児支援を目的としたケア施設があります。

 

助産院や産科などが開設しているケースが多いですが、中には自治体でが行っている所もあるようです。

 

赤ちゃんと一緒に利用できる宿泊施設の場合は、助産院や看護師、栄養士が24時間体制でママと赤ちゃんをサポートしてくれます。

 

施設でゆっくり過ごしながらママは体力を回復して、少しずつ育児に自信をつけていくことが出来ます。

 

▼プログラム

・授乳や沐浴の指導

・骨盤ケア

・ヨガ

・アロママッサージ

・育児相談 など 

おっぱいの悩みをプロの助産師がサポート

母乳相談室・母乳外来

(授乳についての不安を解消)
(授乳についての不安を解消)

母乳相談室や母乳外来で相談できる内容は以下の通りです。

 

・授乳がうまくいかない

・母乳が足りない

・乳房や乳頭が痛い

 

などで悩んでいるママをサポートしてくれます。

 

「おっぱい講座」と呼ばれる、

 

母乳や育児に関する幅広い知識を与えてくれる助産院も多く、同じ悩みを持つ子どもが同世代のママ同士に出会える場でもあります。

援助を希望する人と援助したい人をマッチングさせる

ファミリーサポートセンター

(助け合う組織)
(助け合う組織)

地域の子育てや介護をサポートしてくれるのが「ファミリーサポートセンター」です。

 

援助を受けたい人と援助をしたい人が会員になり助け合う組織です。

 

運営元は各自治体が多く、市区町村で運営されています。

 

会員を対象に育児や介護に関する知識・技術を身につけるための研修会などを開催し、助け合う力を高めます。

 

▼サポート内容

・買い物等の外出の際、子どもを預かる

 

・保護者の病気や急用、冠婚葬祭の際に子どもを預かる

 

・保育所までの送迎 など

育児などの困った事は何でも相談出来る

地域子育て支援センター

(無料相談で何でも話せる場所)
(無料相談で何でも話せる場所)

地域子育て支援センターは、子育て支援の為の拠点になる場所です。

 

育児に関する無料相談が出来たり、ベビーシッターなどの情報提供、子育てサークルの活動支援などを行っています。

自宅訪問で赤ちゃんの面倒をみてくれる

ベビーシッター

(自宅で訪問サービスが受けられる)
(自宅で訪問サービスが受けられる)

ベビーシッターは広く知られているのでご存知の方も多いのではないでしょうか。

 

自宅までベビーシッター(赤ちゃんの面倒をみてくれる人)が来てくます。

 

・仕事でどうしても赤ちゃんの面倒が見れない時

・赤ちゃんを連れていけない所に出向く時

・育児に疲れてしまった時

 

などに利用しましょう。

 

日本ではベビーシッターの利用率はまだまだ低いのですが、

 

海外ではベビーシッターの利用率は非常に高く、夫婦2人でデートをしたいからベビーシッターを利用する家庭も多くあります。

 

そのような使い方も検討してみてはいかがでしょうか。

家事だけを頼める

家事代行サービス

(疲れた時に役に立つ家事代行)
(疲れた時に役に立つ家事代行)

家事代行サービスは文字通り、家の事を手伝ってくれるサービスです。

 

育児で疲れてしまっている時は、民間の家事代行サービスを利用してみるのも1つの手でしょう。

 

・料理

・掃除

・洗濯 

 

などを頼めます。

家事援助も子育て支援もベテランさんが安く引き受けてくれる

シルバー人材センター

(スキルを持った方が手伝ってくれる)
(スキルを持った方が手伝ってくれる)

高齢者が「働く事を通じて生きがいを得る」事を目的としているのがシルバー人材センターです。

 

国によって制度化されている事業で、

 

センターは市区町村にあり、概ね60歳以上の方が登録しています。

 

■価格について

 

値段は1時間あたり1,000円程度になります。

 

低価格に抑えられているのでサービスを受けやすいのが特徴です。

 

子育て支援サービスも行っており、小さい子どもがいる家庭に最適なサービスです。

 

60歳上の方が支援してくれるので知識もスキルも高いので安心できます。

その他

上記に挙げたサービス以外にも

 

地域によっては自治体が独自の子育て支援サービスを行っていたり、企業NPO法人(特定非営利活動法人)の子育て支援活動などもあります。 

子育て支援を受けるには?


(色々な自治体のサービスを見てみよう)
(色々な自治体のサービスを見てみよう)

上記で子育支援の種類を解説しました。

 

これらを受けるにはどうすれば良いのでしょうか。

 

各支援によって異なりますが、自治体(お住まいの市区町村)で運営している支援は、自治体の「子育て支援課」のような名称の課にて申し込みをします。

 

課の名称は自治体によって異なるので問い合わせをしてみましょう。

 

ここからは、色々な自治体の子育て支援の種類や利用条件などについて見てみましょう。

小学生の子どもを夜間に預かって欲しい場合

・小学生の子どもを夜間に預かって欲しい場合

※東京都世田谷区

 

利用料金

●1日1,600円

●1時間まで800円

●2時間まで1,600円

●3時間まで2,000円

育児支援ヘルパー

・育児支援ヘルパー

※東京都小金井市

 

育児支援ヘルパーとは出産直後であって介助する方がいない家庭や多胎の家庭、育児が困難な状況にある家庭に対して、相談に応じながら、ヘルパーを派遣し、子育ての応援・お手伝いを行う事業です。

 

【利用できる方】

出産または退院後2ヶ月以内(ただし、多胎出産の場合は出産後1年以内)の小金井市内在住の方で、日中家事や育児を手伝う方がいない家庭。また、育児が困難な状況によっては利用できる場合がありますので、子ども家庭支援センターへご相談ください。

母乳相談・母乳指導事業

 

・母乳指導(訪問型)

※東京都文京区

 

対象:産後120日未満の産婦の方

内容:乳房マッサージ

方法:助産師がご自宅に訪問します。

回数:1回のみ

費用:500円

申し込み:管轄の保健サービスセンターへ申し込み

 

・母乳相談(外来型)

※東京都文京区

 

対象:産後120日未満の産婦の方

(原則、母乳指導(訪問型)を終えた方)

内容:授乳相談・必要な方は乳房マッサージ

方法:八千代助産院にご来院していただきます。

回数:3回まで

費用:初回1500円・2~3回目1200円

申し込み:八千代助産院へ申し込み

産後ヘルパー

ハローベビーサポート(産前産後サポート事業)

※東京都八王子市

 

出産予定日30日前から産後180日以内のご家庭に、家事支援ヘルパーを派遣します。

ご利用にあたっては、サポート専門員が事前に訪問し、サービスの調整とご相談もお受けします。

ぜひ、ご利用ください。

 

 【利用対象者】

八王子市内在住の出産予定日30日前から産後180日以内の方

 

【利用回数】

対象期間内に 7 回(1 日 1 回 2 時間まで)

 ※多胎の方は 14 回利用できます。

 

【利用できる時間】 

月~土曜日(日・祝・年末年始は休み)

午前8時から午後6時までの2時間以内(1時間単位)

※健診の付添に限り要相談。交通費がかかる場合は実費を負担していただきます。

 

【利用料金】

1時間 500円

ベビーシッター

・派遣型一時保育事業(あい・ぽーと子育てサポート)

※東京都港区

 

保護者の傷病、入院等により、一時的に保育が必要となる子どもの自宅に保育者を派遣して保育を行うなど、多様な子育て家庭における保育ニーズに応えることで、すべての子育て家庭への支援、保護者の子育てと仕事の両立支援、子どもの健全育成を目的としています。

 

【利用できる方】

港区在住で、生後7日以降の乳幼児から小学校6年生の保育の支援を必要としている保護者

 

【利用するには】

利用者、保育者ともに登録による会員制です。利用会員になるために、子育てひろば「あい・ぽーと」で月1回実施する利用会員登録説明会に参加してください。

このように、各自治体によって子育て支援の利用条件や金額などは異なる事が分かります。

 

中には子育て支援を提携している病院などに任せている自治体もあります。

 

子どもが生まれる前から自分が住んでいる自治体の子育て支援内容を調べておくと良いでしょう。

 

子育ては無理して自分一人で行う必要はありません。

 

疲れを感じたら、サポートを受けるようにしましょう。