妊娠検査薬を使うタイミング

(妊娠サインがあったら産婦人科の受診を)
(妊娠サインがあったら産婦人科の受診を)

妊娠したかも?と思ったら産婦人科を受診する事が大切です。

 

月経(生理)の遅れで妊娠に気づく人が多いですが、ママになっている体は他にも多くの妊娠サインを出しています。

 

早めに赤ちゃんの存在に気付いてあげましょう。

 

妊娠検査薬を使う適切なタイミングは月経(生理)予定日の1週間後となります。

 

具体的な使用例や妊娠検査薬について詳しくみてみましょう。


妊娠するとママの身体はホルモンの働きにより変化する

(気づく頃には既に妊娠している可能性が高い)
(気づく頃には既に妊娠している可能性が高い)

「もしかして妊娠したかも?」と、思い始める頃には既に妊娠している可能性がほとんどです。

 

月経(生理)が1週間以上遅れて、思い当たる節がある場合は、まず妊娠を疑いましょう。

 

女性の身体のリズムは、2つに分かれます。

 

月経(生理)から排卵までが基礎体温の低い「低温期」で、

 

排卵から次の月経月経までが基礎体温の高い「高温期」です。

 

生理が遅れていて高温期が続いている場合は妊娠している可能性が非常に高くなります。

 

風邪だと勘違いするママが多いので風邪薬などはやたらに飲まないようにしましょう。

 

妊娠が成立すると高温期が続きますが、

 

これは女性ホルモンの働きによるものです。

 

妊娠を維持する働きがある女性ホルモンのプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が盛んになり、体温は上昇したままで高温期が続くのです。

 

プロゲステロンは妊婦の心身共に色々な影響を及ぼします。

 

子宮内膜を厚くしたり、乳腺を発達させたり、妊婦の心にも様々な影響を与えます。

 

プロゲステロンが妊婦に及ぼす影響を見てみましょう。

 

【妊娠すると妊婦にはこんなに変化が起きる】

・だるい

・眠い

・頭痛、肩こり

・便秘がちになる

・イライラする

・胸が張る

・おりものの量が増える

・乳首がチクチクする

・気持ちが不安定になる。 

月経(生理)が不規則な人は、妊娠すると

 

「イライラ」したり「眠くなったり」「ダルくなったり」するのでいつもとは違う不調を感じて妊娠に気付きます。

 

「赤ちゃんがいるので、いつもよりゆったり生活してね」と身体がママにサインを出しているのです。

 

注意
(妊娠していても生理のような症状がある事も!)
(妊娠していても生理のような症状がある事も!)

妊娠をしていても、

 

月経予定日(生理予定日)頃に月経のような出血(着床出血)が見られることがあります。

 

これを月経と間違えてしまうと、妊娠に気づくのがかなり遅れる事があります。

 

次の生理予定日までの約1ヶ月間気づくのが遅れてしまうと、

 

その間にアルコールやタバコなど、胎児に悪影響となる物を摂取してしまう事があります。

 

この出血は

 

流産の徴候の場合もあるので、

 

月経予定日頃に体調の変化を感じたら、出来るだけ早く婦人科健診をしましょう。

 


妊娠検査薬を試すのもあり


妊娠検査薬とはどう言う物なのでしょうか。

 

今は、妊娠検査薬で手軽に妊娠しているかどうかが判定でます。

 

妊娠検査薬を使える時期や、使い方をみてみましょう。

・妊娠検査薬の一部に尿をかけるだけで妊娠の判定が出来る

・月経(生理)予定日の数日後から判定が出来る

妊娠すると

 

ヒト絨毛性ゴナドトロピンと言うホルモン(hCG)の分泌が急激に増えます。

 

尿中に排出されるhCGをチャックし妊娠しているか否かの判断が出来るので手軽です。

 

ドラッグストアやネットなどで市販されていて、

 

月経予定日の数日後から、指定部分に尿をかけるだけで妊娠判定が出来ます。

 

妊娠週数が早過ぎると反応が出ない事もあります。

 

月経が始まらない場合は少し日にちをおいてから再度試してみましょう。

 

陽性反応が出たら妊娠はほぼ間違いありません。

 

なるべく早めに産婦人科を受診しましょう。

陽性反応が出たら産婦人科で検査を受ける


(妊娠検査薬で陽性だったら早急に産婦人科へ)
(妊娠検査薬で陽性だったら早急に産婦人科へ)

妊娠検査薬で陽性反応が出たら間違いなく妊娠していると思って良いでしょう。

 

しかし、妊娠検査薬では分からない事もあります。

 

妊娠検査薬の判定では、

 

受精卵が卵管など子宮以外の場所に着床している異所性妊娠(子宮外妊娠)の場合でも陽性反応が出てしまいます。

 

そのまま赤ちゃんが育つとママと赤ちゃんにとって非常に危険です。

 

卵管が破裂する事もあります。

 

これら危険な妊娠を防ぐためにも陽性反応が出たら早めに産婦人科を受診して、赤ちゃんの様子を確認してもらいましょう。

 

無事、子宮内に着床していれば、

 

妊娠5週頃には、

超音波検査で胎嚢(たいのう)と言う「赤ちゃんを包む袋」が見えます。

妊娠6週頃になると、

胎嚢の中に赤ちゃん(胎芽)が見え、心拍の確認も出来ます。

 

ここまで産婦人科で確認してもらえたら無事に妊娠しています。

 

ただし、月経(生理)周期によっては、初診で赤ちゃんの姿や心拍が確認出来ない事もあります。

 

その場合は医師の指示に従い、再度受診しましょう。

 

産婦人科でどんな検査を受けるの?

妊娠検査の初診では、

 

尿検査で妊娠の有無をチェックします。

 

超音波検査や内診で赤ちゃんの様子や子宮、卵巣のトラブルがないかを確認します。

 

妊娠検査に行く際には洋服で注意点があります。

 

下着を脱いで受ける検査もあるので、

 

脱ぎやすい服装で受診に行くことをオススメします。

 

パンツスタイルよりも、スカートの方が下着を脱ぐ時に楽で時間がかかりません。

 

長めのチュニックやワンピースにパンツスタイルでも良いでしょう。

 

靴下はストッキングだと、脱ぎにくいです。

 

靴も脱ぎやすい物にしましょう。

 

妊娠での受診費用は高い?

妊娠での受診は保険適用外です。

 

その為自費診療となりますので5,000円~20,000円程度かかると思っておくと安心です。

 

費用は、病院により大きく異なりますが、お金は少し多めに持って行きましょう。

 

しかし、急な手術などが必要になった場合には保険が適用となります。

 

受付時に健康保険の有無を聞かれるのが一般的なので健康保険証は持参しましょう。

もし、日頃から基礎体温を付けている人は、妊娠確定の判断となりますので、

 

基礎体温表を忘れずに産婦人科に持参しましょう。

 

初診で必要な物

健康保険証

少し多めのお金

(2万円程持っていけば安心)

基礎体温表

(毎日つけていれば)

 

上記意外に、メモを取れるメモ帳やスマホなどがあると良いかもしれません。