出産する場所は早めに決めなくては予約が出来なくなる場合があります。
特に人気の分娩施設は妊娠発覚と同時に予約しないと既に満員なんて事はよくあります。
第二子目、第三子目の先輩ママが、評判を聞いてすぐに抑えてしまいます。
出産する場所は病院、個人の産院、助産院などがあり、
どこを選ぶかで費用が変わって来ます。
設備やサービスが整っている程費用が高くなります。
しかし、地域差も大きく特に首都圏は高くなっています。
今後の育児費用を考えると、出産費用は出来るだけ安く済ませたいものです。
では、どこで産むと一番安く済むのか見てみましょう。
・病院での出産費用
49万7282円
・個人の産院(診療所)出産費用
48万7203円
・助産院で出産費用
45万7985円
上記は国民健康保険中央会の平均出産費用データです。
(平成25年度)
このように見てみると、助産院での出産費用が一番安い事が分かります。
大学病院や総合病院で出産するママもいます。
大学病院や総合病院の良い点は、設備と体制が整っているので
様々な科と連携した診療が受けられます。
万が一、出産時にトラブルが生じてもすぐに迅速な対応が可能です。
ただし、医師の数が多い事から
毎回同じ医師が診療してくれるとは限りません。
出産に立ち会ってくれる医師もはっきりと決まらない事が多いです。
個人の産院(診療所)は
産婦人科の医師が個人で開業している医療施設の事です。
アロマテラピーやマッサージ、お灸等の独自のサービスを行ってくれる所もあります。
良い点は
健診から出産まで全て同じ医師が行ってくれる点です。
しかし、
分娩中のトラブルが起きた時に対応出来る施設や設備、体制がないと大病院に搬送される事になります。
助産院は、
お産を専門とする助産師が営んでいる施設です。
お産のみを行っている為、ベテランが多く腕は確かです。
医療機関ではない為、医師は常駐しておらず
医療行為が必要な時は助産院が嘱託(しょくたく)している医師に手伝ってもらったり
病院に搬送される事になります。
病院
個人の産院
助産院
それぞれにメリットがありますが、デメリットもあります。
とにかくお金を安く済ませるなら助産院で産むのが良いでしょう。
ただし、妊娠中の経過によっては助産院では手に負えなくなる事もあります。
助産院は分娩中にトラブルがあると病院に搬送されます。
個人の産院(診療所)も、
設備や体制がしっかり整っていない場合は、分娩中のトラブルに対応出来ません。
分娩中に大病院に搬送される事例はいくつもあります。
いずれにせよ、現在婦人科健診で通っている病院に相談してみると良いでしょう。
赤ちゃんとママの安心を第一に考えるなら、お金は高くなりますが病院で産むのが一番でしょう。
勿論、個人の産院(診療所)や助産院も、分娩中のトラブルにしっかり対応できる設備と体制が整っているのであれば問題ありません。
一度、分娩施設に話を聞きに行き
それから決めても遅くはありません。
メリット
様々なトラブルが起きても迅速に対応可能
デメリット 毎回同じ医師が診てくれるとは限らない
平均出産費用 49万7282円 |
メリット アロマテラピーやマッサージ、お灸など病院にはない、手厚いサービスが多い
デメリット その施設の設備などによってはトラブルに対応できないので大きな病院に搬送される事もある
平均出産費用 48万7203円 |
メリット
費用が低めでアットホームな雰囲気
デメリット 医師が常駐していないので分娩中にトラブルがあると病院へ搬送される
平均出産費用 45万7958円 |