お産の前兆について、ママの体験談と一緒に解説しています。
おしるしや、陣痛、前期破水などについて理解しておきましょう。
出産のタイミングのサインがあったら落ち着いて行動できるようにしておきましょう。
いよいよ赤ちゃんとの対面です。
お産は突然始まる分けではありません。
・1日に何度もお腹が張る(前駆陣痛)
・赤ちゃんが産道の方へ下がることにより胃がすっきりする
・トイレが近くなる
・足の付根が痛む
・胎動が少なくなる
・おりものが増える |
などの自覚症状が現れます。
どの妊婦にも全ての出産の前兆が起こるわけではありません。
しかし、このような体の変化を感じたらいよいよ出産のタイミングだと知っておきましょう。
いざ出産の時に慌てふためく事が少なくなります。
お産が始まるサインとして「おしるし」があります。
しかし、
おしるしの後、すぐにに陣痛が来ない事もありますし、
おしるしがないまま陣痛が始まる事もあります。
「前期破水」も誰にでも起こるわけではありません。
・おしるし
・前期破水
・陣痛 について、詳しく見ていきましょう。
先輩ママの声もまとめていますので参考にして下さい。
お産が近づくと子宮口が広がって来ることにより卵膜と子宮口の間がこすれ、
「おしるし」と呼ばれる血液の混じったおりものが出る事があります。 |
「おしるし」があってもすぐに病院に連絡する必要はありません。
ただし、月経時以上(生理よりひどい)の出血や、
レバーのような塊が出た場合は危険なサインです。
すぐに病院に連絡して下さい。
「39週目でおしるしがあり、
「いよいよ出産か?」と意気込んでいました。
しかし、いつまで経っても陣痛が始まらず、
その1週間後にようやく陣痛が来ました。 焦りすぎは禁物です。」 |
卵膜が破れ、羊水が出る事を破水と言います。
通常は陣痛がピークを迎え子宮口が全開大の時に起きます。
陣痛が始まる前に起こるのが「前期破水」です。 |
「おしっこでは無さそうだ」と感じたらすぐに病院へ連絡をしましょう。
タオル、またはナプキンを当てて漏れを防ぐと良いでしょう。
体を動かすと羊水が出てしまう為、
病院へ向かう時は出来るだけ歩かず車で移動するようにしましょう。
赤ちゃんへの細菌感染を防ぐためにも、
シャワーを浴びたり、入浴する事も厳禁です。
「はじめは尿漏れかと思っていました。
量がすくなく、まさか破水とは思いもしませんでした。
妊娠中はトイレが近くなるので
恥ずかしい話ですが、知らずに漏れていたと勘違いしてしまいました。
結局破水が止まらず、しばらく立ってから破水だと気づき
慌てて病院に電話しました。」 |
陣痛とは、赤ちゃんを外に押し出す為に子宮が収縮する事を言います。 徐々に規則的になっていき、だんだんと強くなっていくのが特徴です。 |
10分間隔で子宮収縮を感じたら病院へ連絡するのが一般的です。
まず陣痛が来たら次の陣痛が来る時間を計るようにして下さい。
逆子と言われている、
月経(生理)量以上の出血がある場合、
張りとは異なる強い痛みがある場合などは
赤ちゃんが酸素不足に陥る危険な状態となる可能性があります。
状況を電話で病院に伝えていきましょう。
「お腹がじんじんするな~
と思いしばらく放っておいたらその間隔がどんどん短くなっていき、
気づいた頃には5分間隔でした。
慌てて病院へ連絡して駆け込みました。
もし、病院までの距離が遠かったらと考えると恐ろしいです。
家から病院まで遠い方は予め病院に、
陣痛が何分間隔で来たら病院へ行けば良いか聞いておいた方が良いと思います。」 |
お産をスムーズに行うために、
陣痛が訪れたら行う、一般的な医療処置を紹介します。
ママの体を守る為にも慣習的に行ないます。
下記で紹介する医療処置は全ての病院が行なうとは限りません。
ママの状態と病院の判断に基づきます。
緊急帝王切開など、
一刻を争うトラブルが起きた時に備え、あらかじめ点滴によって血管を確保します。
ブドウ糖やリンゲル液を入れておくだけの処置ですが、
陣痛が弱い時は陣痛促進剤を投与するために使用します。
膀胱と産道は隣に位置します。
膀胱に尿がたまると陣痛が弱まってしまい、
分娩の進行を妨げます。
赤ちゃんの頭が下がると、
尿道が圧迫され、尿が出なくなります。
それを防ぐために、陣痛が強くなり自力でトイレにいけなくなった頃合いに
導尿カテーテルを尿道に挿入します。
膀胱を空にしておく事で膀胱麻痺を防ぎます。
腸に便が溜まっていると、
産道を降りてくる赤ちゃんの進行を妨げる事になります。
また、
いきむ事により、便が出てしまう事もあります。
便が会陰部に細菌感染を起こしてしまう心配もあります。
それらを防ぐ為にもあらかじめ浣腸をして便を出しきってしまう病院があります。
会陰切開の際の感染症を予防する為に、
陰毛を剃る処置をします。
剃るのは会陰部周辺のみです。
傷口の縫合が容易になると言うメリットもあります。
分娩監視装置とは、
お産が順調に進行しているかの確認をする監視装置です。
以前は妊婦の状態から、外見や助産師さんの経験のみでしかお産の経過が分かりませんでした。
しかし医療が発達した今、装置を使う事で簡単にお産の進行状況を把握出来るようになっています。
お腹の上の方に陣痛を測定するセンサーを、
下の方には赤ちゃんの心拍を確認するセンサーをつけます。
経過に異常がなければ途中で外し、お産に専念しますが、
お産の進行にトラブルがある時や、
陣痛促進剤を投与している時などは装着したまま過ごし引き続き様子を見ます。
陣痛の強さや赤ちゃんの様子が機械で確認出来るようになっているので
以前に比べてお産は遥かに安心できる物になっています。以前は妊婦の状態から、外見や助産師さんの経験のみでしかお産の経過が分かりませんでした。
しかし医療が発達した今、装置を使う事で簡単にお産の進行状況を把握出来るようになっています。
お腹の上の方に陣痛を測定するセンサーを、
下の方には赤ちゃんの心拍を確認するセンサーをつけます。
経過に異常がなければ途中で外し、お産に専念しますが、
お産の進行にトラブルがある時や、
陣痛促進剤を投与している時などは装着したまま過ごし引き続き様子を見ます。
陣痛の強さや赤ちゃんの様子が機械で確認出来るようになっているので
以前に比べてお産は遥かに安心できる物になっています。
「予定日に分娩でした。
前日に下剤でうんちを全部出しておきました。
お陰で浣腸の必要はありませんでした。」 |
「導尿について、
細い管を入れるなんて少し抵抗がありました。
でも、痛みもなくほとんど何も感じませんでした。
導尿時に、尿道に細い管をいれるのは痛みはないので
安心して大丈夫です。
違和感があるような、無いようなそんな感じです。」 |