妊娠8ヶ月目(28~31週目)で会社勤めしている妊婦が注意する事を解説。仕事の引継ぎから、産休・育休の取り方、必要な書類。出生届と出生証明書の取得方法。保育園探しについて相談窓口等
いつまで働くかは、会社の上司と相談して下さい。
それに合わせて、仕事の整理や申し送りなど、休む間の準備をして行きます。
妊娠8ヶ月まで働く妊婦は沢山います。
大抵は育児休暇中に仕事を引き継いでくれる担当者とこの時期から一緒に仕事をします。
あくまでも自分が妊婦である事を忘れずに、無理をし過ぎないようにして下さい。
産前休暇は出産前に妊婦が取れる休暇の事です。
6週間以内に出産を予定している妊婦が取得できます。
双子などの、多胎妊娠の場合は14週間以内の期間で育児休暇を取得が可能です。
出産した後8週間は、事業主は女性を働かせる事が出来ないと、法律で決められています。
ただし、出産した女性が就労したいと申し出て、医師の判断で問題が無い場合はその時点で仕事を再開する事が可能です。
まず、産休を取得できる条件は
・働いている女性である事
・妊娠している状態である事
この2つがそろっていれば取得可能です。
誰にでも産休を取得する権利がある旨が、「労働基準法第65条」で決まっていて、
産休取得を理由に解雇をする事も法律で禁止されています。
勤めている会社、バイト先の就業規則に制度が記載されていない場合でも申請をすると誰でも産休を取得する事が出来ます。
さらに、雇用形態も関係ありません。
「正社員じゃないと、産休は取れない。」なんて思わないようにして下さい。
・契約社員
・派遣労働者
・アルバイト
・パート など雇用に関係なく産休は取得する事が出来ます。
育休とは一歳未満の子供を養育する男女の労働者が対象です。
(産休は出産前後の全ての女性労働者が対象)
育休は取得するには一定の条件を満たしていないといけません。
雇用期間が一年未満の男女、子供が1歳を超えて働く意志の無い方は取得は出来ません。
産休中は社会保険料の免除はないので注意して下さい。
育児休暇は会社に育休を開始する1ヶ月前までに書面で提出します。
事業主側(会社)も戦力補給やスケジュールもあるので
妊娠が発覚した場合は、早めに会社に報告する事がマナーです。
まず妊娠が発覚した場合は早めに上司に相談して下さい。
会社によっては申請用紙がありますが、ない場合は自分で用意します。
・書面
(育児休暇の開始予定日と終了予定日を明記してあるもの)
・証明書類
(会社によって異なるが、産後には出生証明書が必要)
・母子健康手帳、印鑑、保険証、通帳は用意しておく。
しかし、
大抵はいつまで働くのか、いつ復帰するのかを明記した書類になります。
産後は出生証明書が必要になります。
出生証明書とは文字通り、赤ちゃんを産んだ証明書の事で、
出生届と同じ1枚の用紙で右側が出生証明書になっています。
出生証明書は出産に立ち会ってくれた医師または助産師が記入します。
届出をするパパやママが記入する必要はありません。
出生証明書の記入者には優先順位があります。
1、医師
2、助産師
3、その他の人
出産に立ち会った人が、医師、助産師の2人のときは、医師に記入してもらい押印してもらいます。
出産に立ち会った医師や助産師が急に怪我などをして記入が出来なくなってしまった場合は、出生証明書は未記入のまま提出する事も可能です。
基本的には出産して、8週間後には職場復帰する事になります。
赤ちゃんはまだ2ヶ月目で家に一人にしておくわけにはいきません。
預かってもらえる保育園を探す事になります。
済んでいる地域の福祉事務所や市役所や区役所に相談に行きましょう。
今はネットを使えば簡単に保育園が見つかります。
近所の先輩ママに相談するのも1つの手でしょう。
妊娠8ヶ月目ともなると、妊娠生活にすっかり慣れています。
外出にも慣れているので外食する機会も増えるかもしれません。
妊娠初期の頃をもう一度思い返して食べて良い物、食べてはいけない物を再度頭に入れなおしてください。
塩分が多い物やお酒などは控えましょう。
職場では引継ぎなどが沢山あり、プレッシャーがかかっているかもしれません。
出来る限り家の中ではリラックスして過ごしましょう。
好きな映画や音楽を聞き常に落ち着いた状態で過ごしてください。
妊婦はストレスを溜めない事が一番大切です。
・ベビーベッド&ふとん
・バウンサーやハイローベッド
・ベッドメリーやジムマット
・ベビーバス
・ガーゼやバスタオル
・ベビーカー
・抱っこひもやスリング
・マザーズバッグ
・授乳用ケース
・チャイルドシート