
妊娠3ヶ月目の赤ちゃんの状態をみてみましょう。
お腹の中で何をしているのか気になりますね。
この時期の赤ちゃんは
顔立ちが少しずつはっきりして来ています。

妊娠10週目の胎児は頭が大きく2頭身ほどしかありません。
手のような物と、足のような物がはっきりと確認できるようになります。
超音波検査で丸い物が見える事がありますが、
胎児の栄養となる「卵黄嚢」です。
双子と見間違える事もあります。

妊娠11週目の赤ちゃんは頭殿長は48mmになります。
羊水の中を手足をバタバタさせて動いています。
上記の画像は胎児が上を見ています。
よく見ると、鼻や目も確認できます。

妊娠3ヶ月目のこの時期は、
まだ赤ちゃんを流産してしまう可能性があります。
安定期には入っていません。
つわりもひどく、最も体がダルく感じる時期です。
胎盤が未完成なので、流産が心配です。
出血や下腹部の痛みがあったらすぐに受診しましょう。
赤ちゃんの心拍が確認されたら安心ですが、まだ油断はしないようにしましょう。
胎盤が完成する4ヶ月頃までは無理は禁物です。
家事を最小限にするなど安静第一です。

妊娠3ヶ月目のママは、
つわりがピークになります。
この時期、働いている方はとても辛い思いをします。
早めに上司に相談して、早退や、出社時間を遅らすなどして乗り切りましょう。
頻尿や、便秘などの生理的反応も起こります。
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・ムカムカする ・吐き気がする ・食べていないのと気持ち悪い ・つわりがピーク ・便秘 ・頻尿 |
妊娠3ヶ月目で最も辛いのは「つわり」です。
ほぼ全ての妊婦は悪阻(つわり)のピークを迎えます。
気持ち悪くて何も食べれなくなる事もしばしばあります。
食べても吐いてしまう場合や、
においに敏感になりすぎて食べられないなど、症状は妊婦によって異なります。
あまり食べられなくても、この時期のお腹の赤ちゃんは、栄養を勝手に摂取してくれます。
少しずつでも食べられる物を食べましょう。
もし、
・水以外何も口にできない
・体重が5キロ以上減った
・1日に何度も吐く
などの症状がありましたら点滴を打つ必要が出てくる事もあります。
早めに医師に相談しましょう。
妊娠3ヶ月になり、妊婦の体にもはっきりと変化が見えてきます。
子宮は妊婦の握りこぶし程度の大きさになっています。
これが膀胱や直腸を圧迫します。
黄体ホルモンや卵胞ホルモンの影響もあり、
トイレが近くなったり、便秘がちになる人も増えます。
食事で改善するのがベストですが、
特に、妊娠中の便秘は食事では改善されにくいので、
医師に相談して薬を処方して貰うと良いでしょう。
医師が出す薬は、妊婦でも飲める薬です。
赤ちゃんには影響はありません。
また、
子宮が大きくなる事で周りの靭帯が引っ張られます。
この影響で、下腹部や足の付根が痛くなる事もあります。
他には、
・ホルモンの影響でおりものが増える
・乳房が張る
・乳首や乳輪が黒くなる
などの変化も起きます。
妊娠11週目ともなると、
赤ちゃんは人間らしい形になります。
羊水の中を元気に動き回っています。
・頭殿長:約47mm
・体重:約30g
・重さ:イチゴ大粒1つ程度
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妊娠3ヶ月目からへその緒を使って、
ママの栄養を貰うようになります。
この時期からママの摂取した物がそのまま赤ちゃんに送り込まれます。
市販されている薬、タバコ、お酒は絶対にやめましょう。
逆に妊娠3ヶ月目より前に、
妊娠に気付かず、薬やお酒、タバコ、を接種してもさほど影響はありません。
もし心配なら医師に相談しましょう。
赤ちゃんは、まぶたや爪も出来ています。 |